

防水改修工事とは、建物を雨漏りから防ぐために、劣化した防水層を改修工事することです。それにより資産価値を維持したり、快適な生活空間を保つことができるのです。
防水改修工法に関して、その種類や目的は様々です。改修工事では、材料の選定をしたり、どのような方法で改修をするかも重要になっています。
材料が良くても、技術が伴っていなかったり、材料と相性の合わない方法で改修を行うと、防水層に不具合が出る可能性があります。
当協同組合の会員企業は、調査・診断結果を基に、その建物や状態に合わせた最適な工法で改修工事を行っています。
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- 防水改修工事では、既存の防水下地の条件によって、採用できる防水改修工法が限定されます。
防水改修に際しては、現状を把握したうえで、改修ポイントをふまえて計画をしましょう。
- 各種防水材料の特徴を理解しましょう。
- それぞれの防水工法の特徴を理解して、作業環境や改修後の用途・機能・希望の耐用年数など、各種の条件と照らし合わせ、最適なものを選定しましょう。
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- 撤去工法か、かぶせ工法か、下地条件を考えましょう。
- 防水改修工事では、なるべく下地防水層の機能を生かしながら、新規防水をかぶせる工法を採用することが望ましいといえます。防水層を剥がすか、かぶせるか、下地との相性などを考えましょう。
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- 下地条件に合った最適の納まりを考えましょう。
- どんなにハイグレードな防水材料を使っても、防水層の裏側に水が廻ったら漏水してしまいます。
改修工事では、今ある条件を活かし、最も水が入りにくい「雨仕舞」を考えます。
※納まりとは、防水層の裏側に水が廻らない仕組みをつくることを言います。 
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防水材料には大きく分けて3つの種類があります。

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- 旧約聖書のノアの箱舟にも登場する世界最古で最も信頼性の高い防水材料が、アスファルト。液状の溶融アスファルトと、防水性の高いアスファルトシートを積層し、厚みのある防水層をつくります。2層以上の積層工法が原則で、水密性・耐久性とも高く、ヒューマンエラー(施工の不具合)の出にくい工法です。アスファルト溶融時に、臭いと煙が発生するため、近年の改修工事では、建物を利用しながらの作業環境に対応した冷工法・トーチ工法などがラインナップされています
- 冷工法
- 従来のアスファルトよりも耐久性を向上させた、改質アスファルトを原料としたシートを、裏面に付いているゴムアスファルトの粘着材で貼りつけていく工法です。
- トーチ工法
- 冷工法と同じく、耐久性の高い改質アスファルトを原料としたシートで、裏面をトーチバーナーと呼ばれる大型バーナーであぶって貼りつける工法です。

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- 防水改修工事では、材料を選定する前に、どのような工法で改修するか決めておく必要があります。

- 既存防水層の不良部のみを撤去し、適切な下地処理を施した上で、新規防水層をかぶせて施工します。
既存防水層を再度利用しながら新規防水層を形成するため、信頼性・耐久性が高い工法です。
現在の防水改修の主流です。 
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騒音 騒音・振動は少ない 工期 撤去工法に比べ、工期短縮が可能。 コスト 撤去工法に比べ、安価。 作業 周辺環境に対し安全性が高い。 養生 既存の防水性能が期待できる。 環境 産業廃棄物が少ない。 新規防水 既存と新規の防水材料の相性を考慮する必要あり。

- 既存防水層を全面撤去し、新築時の下地に新規防水層を施工します。
既存防水層が撤去すべき状況の場合は、撤去工法を採用しながら、次回改修時にはかぶせて改修が可能な仕様を選定するとメリットがあります。 
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騒音 既存撤去の際に騒音・振動が発生。 工期 撤去工事期間分、工期が長引く。 コスト 撤去工事・廃材処分費の計上が必要。 作業 廃材搬出等、周辺に対し危険作業がある。 養生 撤去後、防水層施工前の漏水への配慮が必要。 環境 撤去廃材は産業廃棄物に該当する。 新規防水 様々な工法の選択が可能。

- かぶせ工法の一種。既存防水層の上から、下地に穴を開けて新規防水層をアンカー固定します。
既存防水の状態が非常に悪い場合は、メリットがあります。 
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騒音 アンカー固定の際に騒音・振動が発生。 工期 撤去工法に比べ、工期短縮が可能。 コスト 下地処理が簡略化できるため、安価。 作業 周辺環境に対し安全性は高いが、騒音が発生。 養生 既存防水層の機能が完全に失われる。 環境 産業廃棄物が少ない。 新規防水 ALCなど下地構造の問題を除き、既存防水層との相性を考慮せず、採用が可能。
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